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気を付けよう悪徳業者

近年、何かと話題となる職業に遺品整理の業者があります。度々テレビなどの番組で特集が組まれるくらい、現在ではその活躍する場面も増えて、一般的な知名度も上昇しています。
このような職業の活躍する場面が増えた要因のひとつに、日本の家族構成の大きな変化を挙げることが出来ます。一昔前であれば、ひとつの家庭に数世代の人間が一緒に暮らしていることは珍しいものではありませんでした。しかし、現代では核家族化が進んだ結果、かなりの高齢になっても独りで暮らしているというお年寄りが増えています。そのため、誰にも知られることなく独りで死を迎えてしまう人が増加しているのです。
いわゆる孤独死という亡くなり方をしてしまった場合、遺品の整理をはじめとして後始末が非常に大変な作業となります。特に亡くなられた方とは遠く離れて暮らしていた場合、遺品の整理や後片付けのために十分な時間を取ることが厳しいという人がほとんどです。そのため、遺品整理業者という職業があるのですが、中にはお金だけを取ってずさんな作業しかしないところも存在しています。特に後片付けを終えた後に出る廃棄物の処理が問題です。これらの廃棄物は一般のゴミとして処分することができません。処分するときには廃棄物処理に関する許可を持ったところを選ばなければなりませんが、中には持っていないところも存在します。そのような悪いところに依頼をした場合、不法投棄が発覚した際に、不法投棄を手助けしたとして罪に問われることもあるので注意が必要です