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カメラはしっかりとメンテナンスを

骨董愛好家というのは何も陶器だけに限りません。古いメカについても骨董愛好家と言われます。ちなみに骨董品はアンティークと称されますが、こういったメカについては、厳密にはヴィンテージの方を使います。アンティークは100年ものを指すのが一般ですが、カメラや時計などは100年内の歴史が主流なので、その中でも古いものにはアンティークが日本では使われるようです。

とはいえヴィンテージであってもアンティークであっても、機械は動いてこそ価値があるものです。古いものの購入には気を使います。時計は直してくれるところは結構多いですが、古いカメラの修理はそれに比べて少ないです。私もアンティークカメラをいくつか所有してますが、たまにお世話になってるのはかわず堂カメラというカメラの修理屋さんです。アンティークを中心に修理をしてくれるので全国から愛好家に頼りにされているお店です。このお店のおかげでアンティークカメラライフが成り立っている人も多いのでは。

一台のカメラと長く付き合っていくには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。メンテナンスという言葉を聞いて、多少身構えてしまう方もいらっしゃると思いますが、何も本体を分解して掃除するというような難しい話ではありません。単純に、綺麗な写真を撮り続けられるために、カメラ自体を綺麗にしておけば良いのです。

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一般的に使用されているデジカメにも、コンパクトタイプ(コンデジ)やデジタル一眼レフなど、色々な種類が存在しますが、基本的な整備方法は同じです。定期的に行わなければならない、かつ初心者の方にとっても難しくないメンテナンスは、すなわちレンズを綺麗に保つことです。汚れたレンズを綺麗にするには、まずレンズ表面の小さなゴミやほこりを落とします。

このとき、レンズに直接触れたり、いきなりレンズを拭いてしまったりしてはいけません。ゴミやほこりはブロワー(空気を吹き付ける道具)やブラシで取り除きます。レンズに小さなゴミなどが付着した状態で拭くと、そのゴミがレンズに擦りつけられて傷が付くことがあるためです。小さなゴミやほこりを取り除いたら、次は専用のクロス(繊維が柔らかいもの)を使ってレンズ表面の油汚れなどを拭き取ります。このとき、レンズクリーナー液を使用するとより効果的です。クロスを使った掃除に不安を感じる方は、レンズペンを使用してみると良いでしょう。

こうしてしっかり掃除、メンテナンスをして、壊れたら修理をしていけば何十年と使えます。愛用のカメラは簡単に買い換えるわけにもいきませんよね。できるだけ大事に使っていくこともまた、エコだと思います。